Talking Mad Max and Climate Change with Costume Designer Jenny Beavan
今夜ロンドンのファブリック(というクラブ)で開催されるパーティー、スイッチ・トゥ・グリーン・エネルギーのテーマはマッド・マックスです。私たちは伝説的コスチューム・デザイナーのジェニー・ビーヴァンに予知夢のような映画について、そして終末の戦士のようなドレスアップの仕方について聞きました。
ジェニーがジョージ・ミラー監督の終末ものの大作、マッド・マックス・怒りのデスロードのコスチュームデザインでアカデミー賞を取った時、彼女は壇上で力強いメッセージを残しました。“もし私たちが互いに親切にするのをやめて、大気を汚染し続けるならば、マッド・マックス、恐ろしくも予言的になり得るのです。”と彼女は警告しました。
マッド・マックス・怒りのデスロードを見たことがない人、またはミラー監督が2015年に作った映画のベースとなった70年代や80年代のその類の映画を見たことがない人たちのために。干ばつによって荒廃する未に生き残るためにもがくマックス・ロカタンスキーの話です。燃料と武器が通貨になります。砦として知られる砂漠の要塞出身の無慈悲な将軍が支配します。ジェニーが気候変動の結末について警告するために、オスカー授賞式の場をそのプラットフォームとして使ったのも不思議ではありません。
“映画についてたくさん話したいと感じていました。するとそのメッセージが私の中をどんどん占めていったのです。”と彼女は今日教えてくれました。“私は水のない所へ行ったことがあります。そういう所へ行くと、人はどんどん絶望的になっていくのです。今こそ一言言わなければならないと思いました。”
ジェニーは二度目のアカデミー賞を勝ち取ったこの映画に、そしてさらに、気候変動に対する人々の関心を集めるのにも有効なこの映画を極めて誇りに思っています。“これらコスプレは本当に素晴らしいですよ”と今夜のファブリックでのマッド・マックスをテーマにしたパーティーで彼女は言いました。“いくつか見たことあるコスプレもありました。オンラインでどうやってマッド・マックスのコスチュームを作るか学べることも知っています。それって褒められているってことでしょう!もしも私が素晴らしいアーティストで、誰かが私のふりをしているのであれば、私は落ち込むかもしれませんが。でもオンラインに載っているのは、誰もが試してみて、学んで、楽しむためにあるものですから。”